ドクターと鍼灸の融合*手術中に鍼実験してきました。①(個人の感想)
私は美容の鍼と妊婦さんへの鍼を専門として現在活動しています。
その中で美容医療(整形)の理解は絶対必須事項です。
そこで数年前から美容医療ドクター数名と鍼灸師が学ぶセミナーへ参加しています。
私たち鍼灸師の当たり前とドクターの当たり前が違い過ぎるのは
手術をし、実際の細胞(筋肉、神経、脂肪、骨)を見て触っているからだと思いました。
最近ね、美容商品がひどい広告宣伝するなって感じてる。
それを信じてしまうのは、知識がないから。わからないんだよね。
だから騙されちゃう。私もよく騙されるなあ←
先日私は鍼灸師なのに電気を流す鍼をして(練習だから何度も同じところに打つ)
ちょうどいいタイミングで頭位めまい症っていうものになって(回転性めまい、吐き気伴うやつ)
…もしかしてあんなに鍼を打ったからじゃないか?って心配になりました。(なんでや~!絶対ない)
それもこれも、私が刺す鍼で引き起こしている体の反応をきちんと理解できていないせいだったんですよ。
なんとなくこうだろうな。が多すぎて。
でも耳が痛い鍼灸師はめちゃくちゃ多いはず。
だって学校でやる鍼の授業はあいまいだから。
流派も多いし先生によって考え方が違う。
選ぶ側の患者様はむつかしいよね。
なので。当たり前を当たり前と認識するために。
行ってきました。美容手術する現場で鍼を打って何が起こっているのか試しちゃおうの会!
生きている患者様に目の上皮膚や目の下皮膚開けた状態で
筋肉直接見ながら鍼通電!!(鍼刺して電気を流す)
多分業界初!
こんなの見られることありません。
昔広島大学のご検体(ご遺体)解剖行ったけど(体調悪くなり離脱。涙)
それでもやっぱり感覚変わった。
(神経って動脈とか静脈みたいなせんになってるんだ!とかね)
その後やっぱり後悔してハワイの解剖実習行きたいなぁって思ってました。
結果行かなかったんですけど。(高かった)
でも今回は生きた人間での解剖!どんなことが起こるのか…。
いや~びっくりした。びっくりしましたよ。
お顔の筋肉の薄さ、筋肉の実際動いているところ、脂肪細胞の種類の違い
2人拝見しましたが筋肉の厚み、脂肪量の違い。
私たちは細胞で成り立っている。一人一人全く違うを心の底から「そうです!!そうでした!!」と実感しました。
筋肉が見えた状態での鍼に電気を流して筋肉を動かすこともしてきました。
次の記事では写真付きでご紹介(グロイのが嫌いな方はご遠慮ください)